酵素のはたらきと、ミネラル
私たちの身体は、約60兆個の細胞により構成されています。、
日ごろ私たちが食事として、口から取入れた有機化合物は酸化によって、ATP(アデノシン三リン酸)という分子の化学エネルギーとして蓄ます。
このATPが酵素によって分解される時に発生するエネルギーが60兆個の細胞のエネルギーとして利用されます。
ひとつの細胞には平均5000個の酵素があるといわれていますが、これらの酵素の中には特定のミネラルが入ったときに初めて働くものが多いのです。
現在約3000種類の酵素が分かっており、生命の中心的活動を行っています。有名な酵素としては、ダイエットなどで話題になる代謝酵素や消化酵素・食物酵素などがあります。
細胞の働きが十分でなくなると、生活習慣病などの慢性疾患の大きな要因になっています。
この結果、いつも体がだるかったり、なんとなくやる気や、元気がでないなどの症状が出ます。
また、免疫系も細胞で構成されています。
細菌などの比較的大きい異物を飲み込んで処理するマクロファージや顆粒球、ウイルスや小さい微粒子などの異物を接着分子で捕らえるリンパ球などの免疫細胞もミネラルが不足すると正常に働いてくれなくなるので、様々な病気に対して十分な抵抗力を発揮できません。
この他、ミネラルは体液量や酸・アルカリ度の調整、筋肉や神経のはたらきの調節にも欠かせません。
このように、私たちにとって、ミネラルの必要量はごく微量。しかし生命維持には不可欠の栄養素なのです。